半魚人
Q.お店のコンセプトを教えてください。
今日は魚が食べたい、と思われた方が「一番来たい」と思われるような店を目指しています。地元の魚を、美味しく提供すること。2009年の開店以来、ずっとこだわってやってきました。酒類は日本酒も多いです。自分がお酒好きなので、お客さんと同じように、実際に席に座ってみて新しいメニューを想像したりしています。
Q.お店の楽しみ方は?
メニューは毎日変わり、黒板に書いてお出ししています。お客さんがパッと黒板を見て、わくわくしながら何を食べようかと考えている光景が大好きです。予約から1ヶ月を待って、やっと来れたっていう喜びが伝わってくるので、私も期待に応えたいと思っています。居酒屋らしくありながら、居酒屋らしくない。非日常の空間の空間として、デートを楽しんだり、会社の人とふだん言えない会話ができるような、そんなわくわく感を大事にしています。
Q.お店のこだわりは?
2023年に店舗をリニューアルし、厨房をオープンキッチンにして調理の様子がどこからでも見られるようにしました。調理のライブ感、わくわくを楽しんでもらいたいです。手作りの箸置き、メニューも、お客さんに喜んでもらうために工夫しているので、写真を撮ったりして喜んでもらえると、こちらもとても嬉しいです。
Q.お店の一押しメニューは?
お刺身の盛り合わせですね。鹿児島の新鮮な地魚です。白身、シメたもの、炙ったもの、バランスをみて並べています。私自身、県外に出ていたこともあるのですが、「鹿児島の魚が好きで帰ってきた」というくらい鹿児島の魚が大好き。その美味しさをぜひ味わっていただきたいと思っています。
Q.うんまか深海魚メニューにはどういったものがありますか?
その日の水揚げによって考えています。焼こうかな、揚げようかなという感じで。素材と相談しながら一番合った料理を決めています。
Q.うんまか深海魚の美味しさとは?
例えば、ハマダイは身がしっかりとしていて、脂は少ないもののうまみがのっている魚ですよね。お刺身も美味しいです。メダイは脂がのっているので、脂を炙ると香ばしさが増し、パリッとした食感も楽しめます。ものによって特徴があり、それに合わせた調理を考えます。
Q.うんまか深海魚の食材としての魅力は?
いろいろな深海魚がいますが、未利用魚とよばれる魚も、その魚に合わせた調理で美味しくいただけます。例えば、カゴシマニギスは昆布締めにすることで水分が抜けて旨みが入り、皮がパリッとして美味しいです。深海魚には水分が多い魚も多いので、ヒゲダラなども水分を抜いて昆布につけると、美味しい魚に変わります。
Q.うんまか深海魚を食べたお客さんの反応は?
お客様からは、「深海魚のお刺身盛り合わせがとても美味しい」というお声を多くいただきます。特に、焼いたメダイの香ばしさと旨味には驚かれる方が多く、初めて深海魚を体験される方には、その美味しさが特に印象深く残るようです。
七窪について
七窪は非常に飲みやすいお酒で、ソーダ割りにするとさらにすっきりとした味わいを楽しむことができます。特に夏の暑い日には、おすすめを聞かれたときには七窪のソーダをご提案しています。爽やかな飲み口が特徴です。
半魚人
ハンギョジン